天才催眠術師荻田繁男のもう一つの神業!(後編)

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荻田先生は、右手にタオルを巻いて両手で右手を握ると

「ちょっと水上スキーをやる様に後ろに反り返って・・」
と言いました。

娘は「こうですか?」と言われた通りに反り返りました。

そして数秒・・・その間、私には引っ張っている荻田先生の手がわずかに動いただけにしか見えませんでした。

「いいですよ!手首を振ってみて下さい」

言われた通りに娘は手首をプラプラと振りました。

荻田先生がそれを見ながら
どうですかまだ痛いですか?」
と聞くと娘はビックリした顔で

「いっ痛くないです・・」
と答えました。

荻田先生は、ニッコリ笑いながら
「治ったようです」
と言いました。

「今、何をやったんですか?」
と私が聞くと少し微笑みながら

「関節が少しズレていました。だからそこに通っている神経がズレた関節に圧迫されていました。それを治しもしないで温めては揉んでいたので、治るどころか余計に痛くなっていたはずです。今はそのズレを治しただけです・・」

「私が通った40日は一体何だったの?」
娘は呆れ返った様に呟きました。
 
診療が終わりまた裏口から出て行く私たちを荻田先生は、白衣のまま患者さん達を弟子に任せて外まで見送りに出てきてくれました。

名残惜しそうにしている荻田先生といつもの力比べの様な握手を交わし私達は車に乗り込んで出発しました。

接骨院の前から細い道を30mほど走るとT字路になっていて、そこから大きな道路に出ます。

大きな道に出る為に車が途切れるのを待っていると娘が後ろを振り返り
「荻田先生まだお辞儀しながら見送っているよ」
と告げました。

娘にしては意外な事だった様ですが私は毎回経験をしている事なので

「そうだろう・・そういう人なんだよね」

と言うと娘から
「お父さんカッコいいね」
という言葉が返ってきました。

「??カッコいい?・・何で?」
と尋ねると

「世界2位の拳法家が車が見えなくなるまでお辞儀して見送っているんだよ・・チンケな人にはしないと思うよ」
と答えました。

それを聞いて私は
「かな・・!」
とだけ答えましたが、とても誇らしい気持ちで一杯でした。
 
 
 
 
 






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